Kiiroi-Sacoche ぼーっとしてますが突然しゃべり始めます

カッコよくふざけたい人のダッサい日常を綴るブログ

帰国前にハードルを越える。

 

 

テキストメッセージで送られてきたRCR検査の結果は陰性。

 

やっと帰国する準備が整った。

 

午後から陰性証明書を病院に取りに行った。

 

今日は朝からタイトなスケジュールでも帰国までに

 

やることを順調にこなせていた。

 

けれど最後の最後で問題が勃発した。

 

受け取りに行くと証明書の項目は手書きで記入されていた。

 

一瞬、戸惑ったけど、そこはまぁ許容範囲。

 

名前、生年月日、パスポート番号を確認してくださいと言われて

 

だんだん顔が曇り始める。

 

数字が読みにくくて6なのか0なのか微妙・・・

 

生年月日の数字が7と記載されていないといけない箇所に1とある。

 

「これ7?1って書いてない?」って夫に言う。

 

「7だよ」と返事が返ってくる。

 

すでにめんどくさそうな顔をしている。

 

カチンときた。

 

「これどう見ても1じゃん。そもそもパッと見て分からないのおかしいよ。

私の生年月日知らない人が見たら1って思っちゃうよ」

 

受付のお姉さんに言ってほしかったのにスルーされる。

 

お姉さんの方を見て、これ7?って言うと7って返ってくる。

 

ほら!って顔してこっちを見てる彼にイライラがヒートアップする。

 

だって私の生年月日、今一緒に見てたから知ってんじゃん・・・

 

渋々、書類を受け取りエレベーターに乗ったところで不満が爆発した。

 

今時、書類に手書きとかありえないよ。

丁寧に書いてあるならいいけど、

この殴り書きみたいなやつ、なんなの。。。癖も強いし・・・

誤記入って言われて入国できなかったらどうするの?

 

そう言った後で

 

「問題をわざわざ作るな。どうして騒ぐのか分からない。」

 

バッサリ切られる。

 

この言葉に毎回傷つく。

 

一度芽生えた不安はその種を排除しない限り落ち着かなくなる。

 

「そんなに不満ならどうしてその場で言わない?

一人で今から行って作り直してもらえよ」

 

まぁ、正論。はっきり言ってぐうの音もでない。

 

ただ、怒鳴って言われるとさらに私の気持ちも加速する。

 

思いっきり自分のシャッターを叩き下ろして

 

いつものだんまりモードに入った。

 

この後のやるべき仕事はもちろん全放棄。

 

3歩歩くとすべて忘れて絡んでくる彼をガン無視して

 

明日から泊まるホテルを探し始めた。

 

ホテルを確保して明後日ではなく、明日家を出ることを伝えると

 

「そうやってすぐに逃げるよね。やっぱりずっと君は変わらない」

 

夫のこの言葉にとてもショックを受けた。

 

頭をハンマーで殴られた気持ちになったけど、

 

そうだった。。。私は変わりたいって思ってるんだった・・・

 

ぐぬぬぬぬぬ・・・って歯を食いしばる。

 

ごめん。その通りだったよ。って夫に謝った。

 

普段から夫に頼りすぎているところ。

そろそろ自分でなんでもできるようにならないといけないと思っていた。

 

彼の背中に隠れている方が簡単だからついつい甘えてしまっていた。

 

今回が自立を決意するのにいいタイミングの出来事だったらしい。