庭の祠
実家の庭に古い祠がある。
なんの祠なのかよく分かってない。
いつも触らぬ神に祟なしで私はそれを触らないようにしている。
今日は部屋に敷いていた四畳半のカーペットを干すために
8尺の脚立に物干し竿を渡して干した。
そろそろ取り込もうかと庭に出ると脚立が豪快に倒れている…
うわぁー。倒れてるーって慌てて起こしに向かうと…
祠が脚立になぎ倒されていた…
マジか…
石で作られた屋根と壁、中に祀ってある本体が
それぞれに散らばっている…
こ、怖い…
父が慌てて、ごめんなさいって言って元に戻した…
私も一緒に手を合わせてごめんなさいと謝った…
これ、大丈夫なんだろうか…
ザワザワするー。
ただ、この祠を作った人がいることを考えると
人工物だから祠って名前がついてるだけなんだよなぁ…
なんてことも考えちゃう…
それでも腰が痛くなってきたのはもしかして…とか
ビビって関連づけようとしてる…
最近は夜が怖くてなかなか眠れない…
こんなことあるとますます眠れなくなっちゃう…